今ではKSP-860が販売されているので850は廃盤となってます 特徴としてはインナーが六角形で見た目がちょっと・・・しかし、その分円柱タイプとは違い左右のガタは少ないのではなかろうかと思います さて、このシートポストをあえて使った理由としては
軽量化より快適性を優先した結果であり、スタンプジャンパーHTの汎用性を高めるつもりでしたが値段が値段なだけに性能は狙った場所から少しズレた所に照準が合ってしまう感じで正直満足している結果とは言い難い
しかし、それも高額な物と比べればと言う事でこれも値段相応と割り切ればそれほど悪いものではない 何よりアルミHTなので地面の衝撃がダイレクトに身体に伝わりやすく体力不足の自分では膝や腕で衝撃を吸収するには限界がありこのサスペンション機能は非常に重宝しております
尚且つこのサスペンション非常に硬い 60kg後半の私でもシッティングではまず動く事はなく無用なボビングはありません それでいて不意に段差に遭遇した時に身体の吸収が追いつかない時にはカクンと動いてくれます しかもこのシートポストには最近では装着率が非常に高いドロッパーシートポストの機能も併せ持った憎い奴なのです サドル下から出たレバーを押しながら体重をかけるとサドルがズズっと下がります レバーを離した位置でシートポストはとまり従来のシートクランプを緩める必要がないのですよ
ただし、このコスパ最高のシートポストにも致命的な欠陥はあります
先も言った通り動きが硬く任意にサドルを下げようにも硬すぎてかなり体重をかけないと下がりません それも少しコツがあってサドルの前側に一旦体重をかけてやらないと上手く下がらず、止めたい位置で前側から後ろに体重を移してからレバーを離さないと固定位置が元に戻ってしまいます それを解消するには注油が一番手っ取り早いのですがそこは山道を走る為のMTB 過剰に注油するとシートポストのインナー部分についた油分が砂やら泥をこびりつかせてまた動きが渋くなる悪循環
何か良いカバーは無いものかと探していた所あるサイトでタイヤのチューブを使ったカバーを紹介していてすぐさま実践しました
こんな感じでカバーを付けてみました
蛇腹状のカバーよりなんかスッキリして良さげ しかも完全に密閉されてるので砂が入り込む事もなく伸縮性に富んだチューブなのでサドルの上げ下げにも支障なさそう
しばらくこれで様子見です